子育て 怖い存在

人には怖い存在が必要

昔は親も怖かったし先生も特に体育の先生は怖かったし、警察も怖いし、先輩も怖いし、おばあちゃんからは地獄の話とか閻魔様の話とか嘘つくと閻魔様に舌を抜かれるとか、怖さで悪さをしないように、行き過ぎないような環境があった。
しかし今の時代は親は優しい、先生も上司も警察官も先輩も何か言えばパワハラと言われ、手を上げると体罰だと言われ、弱い立場の人が守られ過ぎて親も先生も警察官もスポーツ現場でも体罰禁止でどこにも怖い存在がなくなってしまった。
悪い事をしているのに、馬鹿にされ人としての尊厳を傷つけられ人権を無視されているのに何もできない世の中!
弱いものは守られなければならない、しかし弱い立場を盾にして相手を追い込んでいる人は全く弱い立場の人ではない。
本当に弱い人であるなら人を馬鹿にしたり相手の尊厳を傷つけたり、悪さや悪ふざけはしない。
子供の頃の教育がとても大切でこれまでは唯一部活の顧問とか体育の先生が怖い存在だったが今ではその牙城も崩れてしまったから弱い立場の仮面を被った人間を作り続けている。
パワハラ、セクハラ、体罰禁止の時代になって本当に世の中が良くなっているのだろうか?
人を平気でいじめ、人を平気で自殺に追い込み、人を平気で殺め、平気でおじいちゃんおばあちゃんを騙して大金を奪う詐欺をする、平気で街中で迷惑行為をする、平気でバイト先で悪ふざけをSNSに投稿しその店は潰れたり沢山の方が被害にあっている。
本当に世の中が幸せになっているのだろうか?私は明らかに怖い存在がいた時代の方が温かく助け合い幸せな時代だったと思う。
では、これからどうしたら良いのか?本当に難しい時代です、が我が子を守る為に親が頑張しかありません。
我が子を健全に育ててもらえる場所を探すしかないと思います。
私は武道が精神を鍛えるにはとても良いと思います。しかし身体が弱い子、気が弱い子はなかなか難しいと思うのでそんな子は我がジュニアクラブの門を叩いてみてください。
本来、強いチームにしようと思えば、少数精鋭で運動神経の良い子だけを入部させたら良いのですが、我がジュニアクラブは人間形成を基本に掲げていますので藁をもつかむ想いで我が子の成長に困っておられる親御さんが門を叩いてこられます。実際に我がクラブには学習障害だったりコミュニケーション障害だったり引っ込みじあんだったり、恥ずかしくて声を出せなかったり、それでもみんな大人になって力強く生きていかねばなりません。今心を鍛え精神を鍛えなければ荒波に出たときに潰れてしまいます。
色んな子がクラブに所属していることがその他の子にとっても学びになるのです。
我がクラブは私が怖い存在であれば良いのです、手を上げなくても怖い存在が居ればいいのです。
手を上げる事が怖い存在ではありません、それは暴力に対する怖さです。

2019年07月04日