子育て 心の免疫力

心の免疫力

身体の免疫力を高めるためには身体の中を無菌にしてしまってはダメで色んな良い菌も悪い菌も身体の中には無ければならない。
心の免疫も同じで優しく褒めて褒めてだげで育てても心の免疫はつかないんです。
免疫力は子供のうちに高めておかねば世の中に出た時に免疫が無くて挫折して立ち上がられなくなってしまう。
子供のうちに怒られたり褒められたりなじられたり、スカされたり、無視されたり、期待されたり、いじられたり、バカにされたり、挫折したり、達成感を味わったり、悲しんだり、喜んだり、悔しがったりしてそうやって免疫力が備わっていくんです。
家庭で優しく大切に育てられるのは無菌状態と同じで一生家庭の中で生きるのなら安全で良いが世間に出たら家族のような優しい人ばかりではない。
世の中には信じられない考えられない人が沢山いるんです、だから引きこもり人間が多くなってきているのだ。
どんな人に出会ってもどんな環境になっても心の免疫力が高ければ乗り越えていけるんです。
だから、子供の頃の苦労は買ってでもしなさいと言われているのだ。
特に挫折が何より大切です、挫折を知らないで育った子は大人になってから挫折すると心が折れてダメになってしまいます。それこそ引きこもり人生に入っていきます。
一生親は子供の面倒を見なくてはならなくなるのです。
子供の頃の挫折は大したことはない、親としては子供が挫折するのはかわいそうで見ていられないかもしれないがそれが本物の愛です。早く挫折しろと祈ってあげて下さい。
世の中そんなに上手くはいかないんだとか、上には上がいるんだとか、でも負けないで頑張るとなれば良いのです。
それが生きる力、心の免疫力があるかどうか我が子が大成するかどうかです。
大きな挫折程乗り越えれば大きな免疫力がついて大きな成果につながる。
今の世の中はパワハラと心を鍛えるのが難しい時代なんです。逆に言えば心の免疫力がないからちょっとした言葉で心が折れるから、それをパワハラだと騒ぎ立てる。心の免疫力が高ければそんなパワハラなんともないはずなのだ。
昔の人は強かっただから今以上のパワハラに耐えて乗り越えて日本を支えてきたのだ。
そりゃパワハラする人がいなくなるのはとても良い事だがいなくなることは絶対にない。だから自分の心の免疫力を高めていく努力が大切なんです。心の弱い人は普通の言葉もパワハラに感じてしまう。今の日本はどんどん弱くなっていってる。

2019年10月11日